仕事をすれば、当然のように訪れるもの、それが【納期】です。
仕事があるから納期がある。
スタートがあるからゴールがある。
そういったものだとワタクシは思っています。
その日は、火曜日の正午のことでした。
いきなり会社に電話が鳴ります。
仕事とは時間を選ばず電話が鳴りますがその日の電話は違います。
電話の相手は社長様でした。
社長が探していた相手は先生、しかし先生は正午5分前くらいにはステルスモードで弁当屋にフライング購入に行っているのでその場に居ないのが常識です。
この件も散々注意を受けていますが一向に直りません。むしろ…
『どうしてする事ないのに待たなきゃならねぇんだよ!!
弁当屋が混んじまうだろうが!!』
と逆ギレます。
恐ろしい中年です。
なので電話を受けた人も周りを見ずに先生の不在を伝えてしまいます。
その後先生の姿を確認しますが、別に会社にずっといたわけではなく弁当もって帰ってきただけですが…
そんな時に先生が仕事で使っている携帯に着信が入ります。
もちろん相手は社長。
先生、何故か携帯に掛かってくるのですから外で話せばいいものを、必ずワタクシ達の制作室に入ってきて通話します。
まあ、何かのアピールなのでしょう。
最初は何の用件なのかはわかりませんが、先生の言い訳で何となくわかります。
『え?納品?』
『いえ、してません』
『あれ?』
『え?忘れてないですよ!』
『今日(火曜日)の午前中納品じゃありませんでしたっけ?』
『…わかりました、今すぐ納品すればいいですか?じゃあ、すぐ行きます。』
どうやら、本日の正午頃に納品先のお客様からのクレームを受けた社長様、出先から先生に説教の電話をしたようです。
…ここで普通に考えて違和感です。
『え?忘れてないですよ!』
『今日(火曜日)の午前中納品じゃありませんでしたっけ?』
のくだりですが、これ、先生お得意の言い訳です。 物凄くおかしい箇所があります。
・これは正午過ぎに取った電話です。
・今まさに会社で説教をされている訳です。
・納品の事は覚えている。
・納期は火曜日の午前中。
…火曜日の午後に電話出ておいてこの発言。
既に何を言ってもアウトです。
更に社長ではなく上司様への言い訳が見苦しく、
『月曜日の朝に午前中に納品しろって社長が言ったんですが、俺には「火曜日の午前中までに納品しろ」って聞こえたんですよ』
…だからその解釈でもやはりアウト。
本当の納期は月曜日の午前中だったそうです。
それを見事に忘れる先生。
いつかこの人のせいで会社がなくなる気がしてならない…
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