先生も日々生きていれば多少なりとも変化を迎えます。
入社の頃から多少、変化した先生の日常をもう一度お話しようと思います。
朝、以前は定時を4〜5分過ぎた頃に出勤していた先生。
今は、定時丁度に会社に到着するようになりました。
しかし、以前も書いたかもしれませんが、先生は自転車通勤族。
決して電車が人身事故や急病人で止まるなどの事もなく出勤できるのです。
そして、先生は十数年選手、一度も引越しをしたこともないので、
それこそ路面状況からコースのクセ等を知り尽くしたチャンピオンであると言っても過言ではないと思います。
しかし、その先生が出勤してくる時間は定時丁度。
もはや狙っているとしか言い様がありません。
現に、信号機のタイミングによるものなのか、2〜3分早く会社に到着すると
『ちっ、早かったか!』
と愚痴をもらしています。
オッサン、オッサン、定時は仕事を始められるようになる時間であってだね…と皆さんが仰りたいのはわかりますが、コレが先生なのです。
出社し、作業着に着替える先生。
その時に、風邪の予防なのでしょう。
うがいは必ずします。
しかし、先生は風邪を引いてもマスクをしません。
手で口を押さえるという高等スキルも持ち合わせておりません。
当たり前のように、360°全方位に向けて先生ウイルスを発射します。
『風邪うつるなよな!』
とまるでこちらが風邪をうつされることが悪だとばかりに言います。
以前ワタクシが風邪を引きマスク着用で手で口を押さえながら咳をした際には
『おいおい、風邪うつすなよな。
…あー、俺何か調子悪いかも、君の風邪うつったかなぁ!
困るんだよなぁ』
と言いよります。
…人への思いやりはゼロですが、自分への思いやりは100点満点の先生。
セルフディフェンスに抜かりはありません。
さて、10分くらいが過ぎ、業務開始と同時に先生は冷蔵庫にしまってある午後の紅茶のミルクティーに手を伸ばします。
そしてそのまま朝のティーブレイクへ
以前でしたら溜め込んだ仕事への後追いorクレームがこ一時間ありましたが、
最近では何故か先生の仕事ばかりが減っていき、今では朝はティーブレイクタイムへと変わりました。
5分くらいすると先生がミルクティー片手に立ち上がります。
向かった先は冷蔵庫。
冷蔵庫の中にある、飲みかけの午後の紅茶ミルクティーと交換します。
『俺、ぬるい飲み物嫌いなんだよ』
と独り言で言い訳する姿が目撃されています。
さらに言うのであれば、ミルクティーは常時10〜12本程冷蔵庫を占拠しています。
コレに関しては本人曰く、
『俺は冷たいのが好きだからちょっとでもぬるいと駄目なんだ、だから冷やすんだ』
との事。
当然、大きくない冷蔵庫の中を12本のミルクティーが占拠していれば他の人は迷惑をしていますが、先生は気にもしません。逆に…
『あ?吉田君、今日はお茶2本入れてんの!?あちゃー、そうかぁ…あ?ああ、まあいいよ入れても』
と言います。
誰の冷蔵庫なんじゃ?と皆思ってますが、占拠してる割には大掃除の時には冷蔵庫掃除から逃げる先生。
ティーブレイクの後は煙草タイムのようです。
先生は喫煙所へと向かいました。
以前は自席で暴走機関車のようにシュポシュポ煙を吐いていましたが流石は先生、とある事件を起こしてしまい会社に喫煙所を設け分煙制にしてしまいました。
ある年末進行のさなか、デスマーチ中に風邪を引いて苦しんでいる大先輩(以後・御大)の眼前で先生がシュポシュポしてしまいます。
御大が苦しみ『やめてくれ』と言っても、
『あ?ああ、はい』
とやめるのはその一本だけで数分後にはまたシュポシュポ始めます。
…これにブチ切れた御大は年末進行中なのに帰ってしまいました。
事実上のストです。
翌日、なんとか機嫌をとり戻し、納期を気にした為に出社してくださった御大。
その御大に何事もなかったかのように接する先生。
と、言うか自分が悪かったなんてこれっぽっちも無いので堂々と御大に
『昨日なんで帰っちゃったんですか?
社長とかが仕事せかして嫌な思いとかしちゃったんですか!?』
と聞き始めます。
日々社長に仕事をせかされて嫌な思いをしているのはお前だけだ。
そうではないと答える御大、御大はそのまま話をそらしつつ、気づかせるために煙草害について語り始めます。
すると便乗し、更に御大が知りえなかった煙草害まで嬉々として語り始める先生。
知識自慢をしたいようですが、どうみても墓穴堀まくりです。
『俺って物知りでしょ〜♪』
と顔に書いてあります。
ここまで、顔に書いてある人も珍しいです。
これにまた気分と体調を害した御大、第2スト決行です。
無論、上司様と社長の声にならない悲鳴が社内を飛び交います。
しかし、社長様と上司様の愚かな所は何故か理由を真っ先に先生へ聞きます。
『山下さん、何か知りませんか?』
『あ?ああ、何も知らないんです、気づいたら帰っちゃってて…』
…別室に居たワタクシと吉田先輩のところにもやってくる上司様と社長様。
ウォーリアー吉田先輩にも聞く社長様
『ああ、山下さんのせいですよ』
無論「なんですと!?」の空気にはなりますが、接点キラーの上司様が
『ここは穏便に』
とその場は社長様をたしなめて終了します。
しかし事件は終わらず、その晩に社長様の自宅に御大から電話があり、山下何とかならんかねと直談判が行われ、
『あいつ煙草の害を知ってて風邪引いた人間の前でスパスパやりやがんだぞ?知らないならまだしも知っててだぞ?どうにかしてくれなきゃ出社しないからな』
との事があったらしく、翌日には喫煙所を設置されることになります。
コレにも不満タラタラの先生は社長相手に
『何でですか?おかしいでしょ?困ります』
と言いますが、
『山下さんは聞いたところ煙草の害について詳しいんですよね?そんな人間が回りのことも考えずに吸うのはイヤでしょう?』
と見事にカウンターを食らって敗北した先生。
しぶしぶ喫煙所を了承していました。
長くなりましたが、これにより喫煙所へ煙草を吸いに行く先生。
この段階までで仕事をしているかは不明ですが、その頃には流石に仕事が出来ているので機関車から復帰すると先生はようやっと労働者へと変わります。
無論、いつもの通り…
『あれ?ん〜…あれっ!?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?』
『おかしいなぁ…あれ?あれ?あれ?あれ?』
『わかんねぇ、わかんねぇ!!おかしいなぁ!!あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?』
『あ、失敗☆』
と大声でアピールは忘れません。
そうこうしていると、正午になります。
無論5分前から弁当を求めて旅立つ先生は正午丁度に会社には居ません。
そして、飲みかけが10本前後あるにもかかわらず今日も午後の紅茶ミルクティーを買って帰還します。
そして買いたてのミルクティーを
『あ?ぬりぃなぁ!!』
と大声で文句をつけながら冷蔵庫にしまいこみ日付がどうとか一切合財無視をし、一番冷えているミルクティーを用意し、弁当+ミルクティー+ロールケーキと言う不思議な昼食を摂取します。
これだけ食べても糖尿病にならない先生は不思議でなりません。
午後、相変わらず注意が入るまで昼休みを勝手に延長する先生。
l気分はロスタイムのようです。
そして、配達に出かけます。
「忘れないように、お財布と携帯電話と免許証を持っていってくださいね」
と誰かしらに言われます。
しかし先生は凄いです。
『あ、いけね!忘れた!!』
と言いながらミルクティーを取りに帰ってきます。
ですが、財布は旅先(配達先)でミルクティーがエンプティになった時用に持っていきますが、
基本、携帯電話は持っていると位置がばれてしまうとの理由から忘れていきます。
…位置がばれるって何してんねん?
まあ、以前自宅に帰り路駐決めこんで御用になった経歴の持ち主なのでお察しください。
しかし携帯忘れなんて序の口です。
納品伝票や品物を忘れることも日常茶飯事です。
しかしそれでも忘れない午後の紅茶ミルクティー。
…先生、キリンにでも就職できればよかったのにね。
そして、どんな事があっても夕方16時頃には帰社をします。
逆に言えば、どうしてそんなに近い場所なのにそんなに時間かかったの?って所ですが、無論。
『道路が混んでました』
と先生は言い切ります。
先生、先生。
コンビニで立ち読みしてるの下請けさんに目撃されてますわよ。
そして、定時と同時に飲み会へ向けて帰っていく先生。
しかし、ワタクシは先生が帰ったことも知らぬままに今日も残業天国です。
…なんだろうこの差は?
…それにしてもあまり1回目と違いがなかったなぁ…と思いながら先生の毎日Aは終了しました。
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